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【オフィスT&D - ニュース 2008/10/1-】
今月のお勧めの一冊
「日本でいちばん大切にしたい会社」(あさ出版 坂本 光司 著)
「うちの会社は規模が小さいから」「うちの業界を取り巻く環境は厳しい」「地方で経営をするのは大変だ」「最近は景気が悪いから」「親企業にいじめられて」このような形で、経営が難しいというお話は、日々、よくお聞きします。この本では、これらの経営が難しいと言われる理由について「本当にそうでしょうか?」という投げかけをしています。
著者はこの本の中で、景気や業種、規模、地域制に捕らわれることなく、伸び続けている企業の事例を紹介し、「何が経営にとって大切なのか・会社の使命と責任」について説明しています。この中で紹介されている会社は、どれも非常に大きな感銘と感動を与えてくれます。
どの企業にも、共通して、確固たる信念が経営の中にあり、企業の存在理由の対象が、「社員とのその家族・取引先・顧客・地域経済」に向けられているのが特徴です。近年、中小企業を取巻く経営環境は日々厳しくなりつつあると言われますが、これから企業が生き残っていくために、「まず何をしなければならないか」、そのヒントを与えてくれる一冊です。